超低解像度1bitピクセルアニメなんぞを作っているわけです。
せいぜい数十キロバイトの、とっても単純でちっぽけなものです。
1bit、超低解像度ときたら、表現出来るものはとっても限られてしまう気がします。
実際限られるでしょう。
表示できる範囲は、フルカラー高解像度の映像と比べれば、比べるのがばかばかしいくらいの微々たる領域ですから。
でも実は上の画像ほどの大きさ(32×24ピクセル)には全部で768のピクセルがあり、それぞれのオン・オフ(白・黒)の組み合わせによって2の768乗通りもの画像が作れます。
それが動画ともなれば、前後の関係からいろんな意味をつくり出すことができるでしょう。
そう考えてみると、ちっぽけなこの画像も、とても広い世界のように思えてくるわけです。
このどうしようもなく単純で小さい数十キロバイトの世界に、喜びとか哀しみを詰め込めたなら、それはもしかするととてもおもしろいことじゃないだろうかと思ったりするのです。
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